16ぶおんぷです。
私は時々生徒の皆さんに「音楽ってどこにあると思う?」という質問をします。
そうすると、子供たちは楽譜を指差したり、中には一生懸命ピアノの中を覗き込もうとしたり・・・と様々な反応を示してくれます。
1/3くらいの生徒さんたちは、「頭の中」もしくは「ここ?」と言って自分の胸を指差したりします。
そう!そのとおり☆
音楽はあなたの中にあるんですよ。
音楽の芽はだれしも必ず自分の中に持っています。
ピアノや声楽を学んだり、合唱部や吹奏楽部で汗を流して練習することでその芽は大きな木になって美しい花を咲かせます。
もちろん音楽の授業を真剣に聴いたり、好きなジャンルの音楽を趣味で聴いたりしてもその木は大きくなっていきます。
その木は一つとして同じにはなりませんが、ちゃんと栄養をあげないと大きくはならないかもしれませんね。
で、その『音楽の木』と記号である音符(楽譜)を結びつける訓練がソルフェージュということになります。
音符(楽譜)と音楽が結びつけば、目に見えなくて形を持たない音楽がより確かなものになりますし、『演奏』という再生行為が簡単になりますからより音楽を楽しめることになります。