おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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善き人のためのソナタ

『この曲を本気で聴いた人は、悪人になれない』



善人、悪人と言う言葉でグループ分けするのはあまり好きではありませんが、
やはり仕事柄、パッケージのピアノとこの言葉が気になってTSUTAYAにてDVDを手にしました。



舞台はベルリンの壁が崩壊する5年前の東ドイツ。
人類史上最大の秘密組織シュタージの強大な監視システム、一党独裁の恐怖統治内部の卑劣な為政者たちによって翻弄される芸術家たちを浮き彫りにしたヒューマンドラマです。

国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられ、ヴィースラーはドライマンのアパートの屋根裏で諜報活動を行う。

しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である自分自身が変えられてしまうということだった。

国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、自由、愛、文学に影響を受け、いつの間にか今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく。



そして耳にした美しいピアノの旋律。




それは、シュタージによってあらゆる創作活動を剥奪され、無力感にとらわれている演出家イェルスカが、ドライマンに贈った楽譜“善き人のためのソナタ”だった・・・・。











もともと全く期待せずこの映画を手にとったので、かなりやられました(゜o゜;)


この映画の本当に最後の最後の一言で泣かされましまった2分おんぷですww


久々に映画で泣きました。
悔しいです(笑)




気になった方は是非ご覧下さい(^^♪
by t_gakki | 2008-03-28 18:59 | スタッフ雑談NOTE