おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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音楽教室について★

2分おんぷです(^_-)-☆
今日はちょっと真面目な話です。

今、世の中はクラシックブーム。
のだめカンタービレに登場した曲やグッズが大人気。

私たち音楽にかかわる仕事をしている者にとっては、嬉しい限りでございます(´∀`)

当店の音楽教室でも、明日の“のだめ”を目指して子供たちが頑張っています★
(もちろん大人の生徒さんも頑張ってますよ☆彡)


さて、私もピアノに関わる仕事をしているので、店頭にて接客中、よくお客様より『ピアノ弾けるんですか?』『ピアノはいつから習っていたんですか?』等ご質問されます。

実は、私は営業用に有名な曲の最初の部分のみ何曲か練習しているだけで、ピアノ教室でピアノを習った事はありません((+_+;))
一応、高校・短大でピアノの授業があったので、ある程度の曲ならなんとか弾けるだけなのです。
(ちなみに初めてピアノに触ったのは高校2年生の時でした!!)

今、大人になって、ピアノがとても上手な人にはやっぱり憧れますし、小さい頃からピアノを習っていたらよかったなぁとつくづく思います。

小さい頃から音楽が大好きだった私が、なぜピアノを習わなかったかと言うと


やはり【環境】ですね



私の家族のなかに誰1人として音楽に関心がある人がいなかったこと。
なので、子供が音楽を好きそうでも、『それじゃあピアノを習わせてあげよう!』と言う思想がなかったということではないでしょうか。
そもそもだれもピアノなんて弾いたことなく、父は野球、母はソフト、姉はテニス、兄は陸上と、完全にスポーツ家族だったのです。

・・・残念(;_;)


お稽古はなんでもそうですが、子どもがレッスンを続けるのって、とっても大変な事です。
子どもがどれだけピアノが好きでも、周りの環境が整っていなければ絶対的に上手くはいきません。

それでは【環境】とはいったい何か。

みなさん、お子さんが小学校に入学する時、色々なものが必要になりますよね?


ランドセル、制服、体操服、筆記用具、教科書にノート・・・
お家には学習机だって必要です。


そう、まずは必要なものをそろえてあげる事
ピアノを習いだしたものの、家で練習できなければ上手にはなれません。

ピアノを習うにはまず、しっかり練習できる楽器を準備してあげることが第一です☆


第二は、家族が興味を持ってあげること。
家庭環境ですね★

子どもはいつだってお父さんやお母さんにかまってもらいたいものです。
お母さんが、ピアノの先生の名前すら知らないのは、とても残念な事です。

ピアノがまったく弾けなくても、子どもに教えてあげられなくても、全然かまわないのです(^^♪
ただ聴いてあげるだけでいいのです。
忙しくてなかなか聴いてあげられないお母さんも
『お母さん、今○○ちゃんがやってる曲、とっても好き。また今度聴かせてね』
こんな一言をかけてあげるだけでも、子どもの意識は変わると思います(●^^●)


そして、良い先生(お教室)を選んであげること。


あなたは、月謝が安いから、近いからと言う理由だけで先生を選んでいませんか?
たしかにお稽古はお金がかかるものです。
しかし、月謝の金額だけで、(例えば)お月謝6,000円の先生よりお月謝3,000円の先生を選ぶ事は、はたして『良い選択』と言えるのでしょうか・・・。

ピアノと言うものは1日2日で上達するものではありません。
習うと決めたら、長い時間その先生と付き合っていかなくてはいけません。

長い時間一緒に過ごしていると、少なくとも子どもは先生の影響を受けるでしょう。
それは、音楽的なことはもちろん、性格的なことも、きちんとけじめをつけられる先生なら“躾”的なこともあると思います。

だらだらと、けじめのつかないレッスン・・・
子どももあまり懐かず、上達がみられない・・・
そんな3,000円のレッスンと、

きちんとした環境のお教室
やさしく、時には厳しく、子どものことを常に考える
自然に子ども自身が『練習しなくちゃ』と思う指導
そんな6,000円のレッスン

いったいどちらが“得”なのでしょうか・・・


(ま、月謝が高いから『良い先生』とは限りませんけどね(´ `;))

良い先生につけば、子どもは必ず良い影響を受けるでしょう。
金額や場所、時間だけで先生を選ぶのはあまりお勧めできません。

では、どうすればよいのか???
お教室選びの近道は、まず“体験レッスン”で、そのお教室の雰囲気をつかむ事。
体験レッスンはだいたいどのお教室も行っていますから、比べてみることが大切です。

善し悪しが分からない、引っ越してきたばかりでどこにピアノの先生がいるか分からない、と言う方は、楽器店に問い合わせてみるのも良いですよ。
楽器店は、たくさんのピアノの先生とお付き合いしているので、その楽器店に所属する講師以外にも、あなたの希望の先生を選んでくれるでしょう。


ピアノを習う上で、この3つの事がきちんとできれば、未来の“のだめ”も夢ではないかもしれませんね(笑)
by t_gakki | 2008-01-17 19:02 | レッスンの話/音楽教室関連