おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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2018年 01月 14日 ( 1 )

ベヒシュタインコンサートご報告

去る1月8日(祝)サンポート第2小ホールにて、「ドビュッシーの音幻景」と題してたかまつ楽器主催「ベヒシュタインコンサート」が開催されました。


今年2018年はドビュッシー没後100年のミレニアムイヤーです。彼が愛したベヒシュタインでお二人のピアニスト(たかまつ楽器青い鳥音楽教室ジュニアマスタークラス特任講師内藤晃氏と同マスタークラス在籍松本拓磨君12歳)が余すところなくドビュッシーの音世界を表現したコンサートとなりました。


皆様よくご存じの「月の光」から始まり、内藤先生のわかりやすい解説を聞きながら「これぞドビュッシー」という選曲に彼の周辺作曲家の曲を絡ませたプログラムで、繊細で深遠なピアノの音色に思わず引き込まれたひと時でした。
またプログラムの最後にドビュッシーが葛飾北斎の絵画から影響を受けたと言われる「海」から~風と波の対話~が(多く耳にするのはオーケストラ版ですが)今回連弾版で演奏され圧巻の演奏力に思わず感嘆の声が漏れた場内でした。


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このコンサートに関してエピソードを一つ。当日ご来場くださった皆様の中には「おや?」と思われた方もいらっしゃったと思いますが、黒いベヒシュタインB190に対して座面がグリーンでウッドの椅子(しかも妙に低い(笑))でお二人は演奏されていました。


生徒さんの演奏時の椅子の高さは先生方もお気を遣われることでしょう。
端的にいうと、重力を利用して音量をあげたい時は椅子は高めに、指先で細かく繊細な弾き分けをしたい時は椅子は低く、ということになります。今回はもちろんドビュッシーが望んだ繊細な音色と響きの弾き分けが重要でしたので、お二人のこだわりで特別に高さを調節してある松本拓磨君の椅子での演奏となったわけです。


また今回特別にベヒシュタインジャパンの調律師尾山さんにお越し頂き理想的なドビュッシーの音に近づくため開演直前まで細かい調整をして頂きました。


このような工夫努力もありアンケート結果や直接のご感想でお褒めの言葉をたくさん頂きました。


お客様方の心に残るピアノコンサートはよいピアノ・よい演奏者・よい調律師・よい裏方…どれ一つ欠けてもうまくいかないと言われます。今回のコンサートはまさにそれを表していました。
演奏に直接携われないたかまつ楽器スタッフ一人一人も会場内の設えと事前準備、心のこもったおもてなしでお客様方をお迎えし、これからも「聴きに来てよかった」「また聴きたい」というご感想を頂けるべく、最善を尽くしていきたいと思っております。


ご来場・ご協力本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。


ここでご来場者の声をいくつかご紹介いたします。



今回のコンサートについて
・ベヒシュタインの繊細な音色を聴く事が出来大変良かったです。
・ベヒシュタインの響きの柔らかさや透明感が伝わってきました。椅子を低めにしていてもタッチの繊細な表現力が伝わってくるので反応も早いと感じました。
・ドビュッシーは有名な曲しか聴かないのでいい曲がたくさんある事を知れて良かったです。
・すごく素敵でした。PPが好きです。
・コンサートとしての構成、演奏とも素晴らしく楽しめました。(19世紀のサロンの雰囲気のような非日常な感じを覚えました。)ふだんはバロックを聴く事が多いですがこの時代にも興味が出ました
・師弟愛を感じるあたたかいコンサートでとても良かったです。

今後どのようなコンサートに行ってみたいか
・今回のような解説付きのコンサート、とても興味深いです。
他の楽器店や高松のアーティストがやらない企画が良いですね。
・同様に、小規模な感性やタッチを重視したコンサートを期待しています。

出演者へのメッセージ
・内藤先生の奏でる演奏が”音”ではなく風景や絵画になって目に浮かびました。本当に満足感いっぱいな気分でずっと聴いていたかったです。
・拓磨君も12歳とは思えず、でも拓磨君らしさがあって素敵でした。
・ベヒシュタインは個性や実力がより伝わりやすいのでしょうか。内藤先生は本当に素晴らしい演奏をされますね。
・拓磨くん、びっくりしました。ベヒシュタイン初めてでしたが、かっちりしていて濁りがない音が心地よかったです。
・バロック風の演奏も、ベヒシュタインならではの音色なのでしょうか?とても楽しく聞かせていただきました。ありがとうございました。


by t_gakki | 2018-01-14 10:00 | コンサート情報とご報告