おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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ベヒシュタインはなぜ良いピアノなのか

今日はたかまつ楽器Salon Piace(サロン ピアーチェ)にて、ユーロピアノ副社長であり、ピアノマイスターである加藤さんの講演会がありました。
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プロジェクターを使い、工場見学をしているように、ピアノの各部位の製造過程をご説明下さり、
また、同じ曲で違うピアノを使用した音源の聴き比べをして、内声の聴こえ方やとオーケストラとの混ざり方などの違いなどもとても分かりやすくレクチャー下さいました。

作業工程の多さ、かけている時間、こだわり・・・
全てが「ベヒシュタインサウンド」を作る源なのですね。

例えば
フレームは固有振動の少ない鼠鋳鉄を使用し、1年間の天然乾燥。もちろんアップライトピアノとグランドピアノとの差をつけず、どちらも同じプロセスで作られているのはさすがのこだわり。

また、物質を重くすれば高音が反応し、より伸びやかに響き、軽ければ低音が反応し豊かな響きを出すため、支柱の付け位置も低音より高音の方を密集させている。

などなど、
語ればキリがありませんが、
ただ単なる、弾いた感覚、聴こえる音の好み、という漠然とした物ではなく、
まさに「楽器の物理学」といった感じで、はっきり明確に『手間隙かけて良いものを作っている』という事が非常に分かりやすく興味深かったです。


色々な工夫とこだわり。

それこそ、ベヒシュタイン160年の歴史の中で、技術者の葛藤はあったでしょう。
100年前に求められたピアノの音と、現代に求められるピアノの音は絶対同じではないでしょうから。

その歴史背景、クラフトマンのこだわり、想い・・・

1台のピアノを作り上げるのは、部品を組み立てて出荷するまでの日数ではなく、今まで培って来た歴史が全て集約されている。
今弾いているベヒシュタインは、160年という長い年月をかけて作られてきたと言う事を、ピアノを弾く私たちはどれだけ感じとることができていたでしょうか。

ピアノという楽器が、どんなもので、どれだけの種類があって、それぞれがどんな個性を持った音楽を出すか。
そんな事も、子供達に教えていける音楽教室を目指したいですね♪

2分おんぷ@たかまつ楽器
by t_gakki | 2013-03-15 18:22 | レッスンの話/音楽教室関連