おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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イヴ・アンリ教授レクチャーコンサートを終えて

16分おんぷさんのように素晴らしい文章でつづることはできませんが、私なりの感想を少し。

先日、イヴ・アンリ教授の公開レッスン&レクチャーコンサートが無事終わりました。

当講師たちはもちろん、香川県内のレスナーやピアニスト、ピアノを勉強する子供たちから大人の生徒さん、また、一般の方まで、結局1部2部通して満員御礼となりました。
ありがとうございました!

知り合いのピアノ講師の方にも大変喜んで頂き、「色彩感が素晴らしい!日本のピアニストには出せない色と光がある!」とイベントから数日たった今でも興奮さめやらぬようでした。

私達スタッフはというと、(特に1部担当の私、8分おんぷさんは)初めてのイベントにややとまどいと、偉大なるイヴ・アンリ教授を前にかなり緊張w
また、スケジュール上、先生がたかまつ楽器に到着し、サロン内にて45分ほどのリハーサル時間を設けていたにも関わらず、イヴ先生はサロンに到着し、使用するホフマンT161の高音部をピロロと(本当に3音程度!)弾いただけで、サロン内の空間と音の響き、そしてこのピアノの音を確認されたのです!


すっげー!!!




あ、いや、それもそうですがw
段取り通り進まないとテンパる潔癖症の私w
控室の準備もままならないままでまさかのリハ終了に慌てふためいたスタッフ一同でした。


さすが、イヴ先生クラスになると、もはやこの規模の演奏だったら、空間を見て、ピアノをほんの少し弾いただけで、全てわかるんですね・・・すごすぎです・・・


ま、そんな裏話はいいとしてw
公開レッスン&レクチャーコンサートも素晴らしく、
小規模のサロンでこそ味わえるピアニストの息使いと、精神を研ぎ澄まさないと聴き逃しそうな繊細なPP。
無意識に涙がじわっと出て、胸を締め付けられる音。
難しいフレーズをいかにも簡単そうにサラリと弾いてしまうテクニック。。。


また、ベヒシュタイングループのピアノだからこその倍音の豊かな響き。
クリアなサウンド。
繊細なPPから熱の帯びたffまで音量はもちろん色彩の多彩さはさすが。
そしてそのピアノの根本的な能力をフルに引き出してくれるイヴ先生のテクニック!

さらには、コンサートチューナーのI先生の計算された調整!
ぴったりと調律を止めてしまわずあえて音の広がりが出るようにほんの少しずらして調律してありました。


ほんとうに夢の中にいるようなそんな一日でした(*^_^*)




弊社新オープンした「サロンピアーチェ」
40名前後の小規模なサロンです。

イヴ先生のような大物ピアニストを呼ぶのであれば、大きなホールでたくさんの方に聴いてもらえばよいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちは、“あえて”それをしません。

それは「サロンでやるからこそ意味がある」からです。

そしてその考えをもってイヴ先生も日本各地のサロンで演奏を行っていらっしゃるのです。


「演奏会」といえば、大きなホールで、スタインウェイあるいはヤマハで、たくさんのお客様を呼び、大音量で聴く、というスタイルが定番化してます。
しかしながら、ショパンがいたころの演奏会といえば、サロン演奏が主流。
30~40人くらいの小規模な場所で、ピアニストを囲みピアノ演奏を楽しんでいました。

そう、そのほうが圧倒的にピアノが身近なものに感じられるのです。

演奏会離れが深刻になっているこの時代だからこそ、サロンでの演奏会を行うのです。
時代は変わり、音楽も変わります。
聴衆が変われば、演奏者側も変わらなければいけません。
もちろん従来通りの演奏会も今後も継続して行います。
ただ、それだけでは新しい聴衆を増やすことはできないと思います。

香川の音楽文化を上げるため、ピアノというものをもっと身近に感じてもらうため、たかまつ楽器はサロンの演奏会を今後も企画していきます。

ぜひ皆様、もっともっと気軽にピアノを楽しみましょう♪


2分おんぷ@たかまつ楽器
by t_gakki | 2012-09-21 23:50 | レッスンの話/音楽教室関連