おんぷちゃんのひとりごと♪ Byたかまつ楽器

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ピアノ講師のためのピアノ講座 vol.1

本日、たかまつ楽器2階教室にて、
ピアノ講師のためのピアノ講座 vol.1
~日本の音楽大学にはない授業~
ピアノ構造学とこれからの音楽教育を考える


ユーロピアノ戸塚亮一社長をお迎えし、セミナーが行われました。

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“ヨーロッパの音楽文化” “ピアノ教育の環境と現状”のテーマを軸にお話頂きました。
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日本とドイツに拠点を持つ戸塚社長は、わかりやすく説明して下さいました。

日本とヨーロッパ、音楽教育に対する意見が全く違うんですね!
一体、何のために演奏するの…?
調律師の私も幼い時からピアノを習ってきましたが、コンクールでいかにノーミスで弾けるか?入賞できる演奏ができるか?ばかりに気をとられていたような…。まさに日本的な考え。でもこれが日本の現状のようです…。


ヨーロッパでの音楽の在り方は、正反対!
作曲家の意図を理解して、自分はどう表現したいか?と個性を生かすので、
演奏することを工夫する、考えるから楽しい!という文化のようです。
そんな文化なら心から音を楽めるし、決して“音が苦”にはならないと思います(笑)

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ピアノのアクションモデルを見ながらの講義。
構造を知るとタッチと音色の関係がよくわかります。メカニックを考えながらだと自然とタッチも工夫でき、音色も変わってくるようです。工夫するから喜びが得られるんですね。
調律師も応えられられるピアノにする研究が必要だと感じました。

ベヒシュタンの音作りもハンマーシャンクや響版の細部にもこだわって、決して量産はできません。
そんなところも、ヨーロッパの“個性を作り出す”ということです。
人間も楽器も同じなんですね!

そんなお話を聞いたら、もっとべヒシュタインに触れたいという気持ちが大きくなりました。
今日の機会に感謝致します。ありがとうございました。

フラットでした。
by t_gakki | 2011-06-07 20:20 | レッスンの話/音楽教室関連