いい音に触れる機会が多い人は
いい耳を持っています。
いい耳を持っている人は
いい音が分かります。
そんなこと当然のことだし
分かりきってるよ!って思うかもしれないけど
でも
実際分かってないことの方が多い。
私は昔から吹奏楽部に入っていて、ホルンを吹いています。
楽器の“音”作り
ま、いわゆる基礎練習的なことは気が遠くなるほどしてきました。
たくさんの演奏会に行って
良い演奏をたくさん聴いて
いい音をたくさんたくさん聴いて
いい音について考えたり勉強したり悩んだり・・・。
だからある程度の音の違いなんかを聞き分ける力を持っていると思います。
と言うのは
このまえ友人にそう言われたからなのです。
それまではそんな事あまり考えた事もなかったので
実際そう言われて、
『そうか!』と実感しました。
友人は県内のバンドマンで
私はよくライブハウスに出入りするので、そんな縁で仲良くなったんですが
私自身バンドとかライブにも良く行くし大好きなのですが
バンド自体の“音”“サウンド”って言うのが全くわからず
ただ
『○○ってバンドかっこいいね~』『このバンドは激しくていいね~』
くらいの内容の無いコメントしかできなかったのです。
友人から言わすと
『あのバンドのギターは音作りがどーのこーの・・(←私には意味不明な言葉w)』
『ドラムとベースはメロディラインをどーのこーの・・・(以下同文w)』
そんな事を言う友人に対し私は
『○○はめっちゃ耳いいんやな~私にはさっぱり分からんよ』
と言っていたのですが
友人は
『いや、耳がいいって言うか・・・
僕はただ、良いバンドのライブをたくさん見て、聴いてきただけですよ。
○○(私)さんも管楽器の音とかクラシックの音がわかるじゃないですか。僕は全然分からないですから。
それは○○さんがクラシックや管楽器のいい音やいい演奏をたくさん聴いてきたからです。それだけですよ。』
なるほど(゜o゜)!
年下のクセになかなか良い事を言うじゃないか!ww
8分おんぷさんや全音符さんのような調律師の方が
一般の人よりも音が良くわかるのは
“ピアノの音”に関わる時間、触れる時間、考える時間が圧倒的に長いからでしょう。
だから調律師は耳がいいんですね(^^)
いい耳を養うには、いい音を聴かないとダメなのです。
と言うことは、いい演奏をするにも、いい音、いい演奏を聴かないとダメなんですね。。。
なるほど。
私もこれからもっともっとたくさん良い演奏を聴く事にしよう!
みなさんも、これを機会に今年は色んな演奏会に出かけてみてはいかがですか?